またWordPressの話です。今回は、ウィジェットで使える「タグクラウド」の話です。
このタグクラウドは標準で使えるウィジェットなんですが、実は45個までしかタグを表示できません。ですので、みはら.comでも、多いほうから45個表示されている状態です。
でも、実際にはもっとたくさんタグつくっています。ということで、もっとたくさんタグを表示する方法を紹介します。
タグの表示数を変更する
弄るファイルは、 /wp-includes/category-template.php の526行目あたりからの function wp_tag_cloud() を変更します。もともとのコードはこうです。
PHP
function wp_tag_cloud( $args = '' ) {
$defaults = array(
'smallest' => 8, 'largest' => 22, 'unit' => 'pt', 'number' => 45,
'format' => 'flat', 'separator' => "\n", 'orderby' => 'name', 'order' => 'ASC',
'exclude' => '', 'include' => '', 'link' => 'view', 'taxonomy' => 'post_tag', 'echo' => true
); //この後ろは省略します
ここにあるパラメータを変更すると、いろいろ変更できます。それぞれのパラメータで変更できることは次の通りです。
- smallest – 最少使用数のタグの表示に使うフォントサイズ。
- largest – 最多使用数のタグの表示に使うフォントサイズ。
- unit – smallest・largest の値の単位。pt・px・em・%などが使える。
- number – タグクラウドに表示するタグ数。0を指定すると全部表示。
- format – タグクラウドのフォーマット。
- flat – タグをスペースで区切る。
- list – タグを <ul class=”wp-tag-cloud”>内に表示する。
- array – タグを配列に格納する。
- separator – formatが「flat」のときの区切りに表示するやつ。
- orderby – タグの並び順を何で決めるか。
- name – タグ名。
- count – タグの使用数。
- order – タグの順番が、昇順か降順か。
- ASC – 昇順。
- DESC – 降順。
- RAND – ランダム。
- exclude – 表示しないタグを指定。デフォルトは「なし」。
- include – 表示するタグを指定。デフォルトは「全部」。
- link – リンク先を指定。
- view – 表示。
- edit – 編集。
- taxonomy – タグクラウドを生成するベースを選択。
- post_tag – 投稿タグ。
- category – カテゴリー。
- link_category – リンクカテゴリー。
- echo – 表示するか文字列として取得するか。
- true – 表示。
- false – 取得。
- 1 – 表示。
- 0 – 取得。
すごくいっぱいありますが、今回変更したいのは表示数なので、「number」を変更します。で、どうせだったら全部表示しておいた方が、新しい記事を書くときに便利そうなので、
PHP
'number' => 0,
にしました。numberを0にすると全部表示されます!
で、変更したので、タグクラウドがちょっとだけでかくなりました。
ご静聴ありがとうございました:)