昨年末からの仮想通貨の暴騰でかなりの利益を得た人もいるんでないでしょうか?そして、先日の暴落でかなりの損害を出した人もいるんでないでしょうか?
twitterを見ていると、先日の暴落で日次-1600万円なんていう方も。。。まぁ、ビットコインFXなので。。。
【報告】
ビットコインFXで日次マイナス1600万円喰らいました😇
172万で30枚ロング、125万で強制ロスカット。
証拠金はマイナス450万円に。
3日以内に支払えとのことです。証拠金50%切ったら自動で切ってくれるんちゃうの…。CBからの追証は辛すぎる pic.twitter.com/rXiWeqHA75
— SHIN @仮想通貨ブログ (@sgoroku) 2018年1月16日
仮想通貨は値動きが大きすぎてなかなか手を出しにくい雰囲気になってきていますが、それでも、昨年の分の確定申告はやってきます。そして、仮想通貨だけでなく、アフィリエイトをやっている方も副業禁止の職場に勤めている方は、納付方法に注意しないと職を失ってしまうかもしれませんので、しっかりと確認してくださいね。
職場に副業がバレるのはどこから?税務署?
確定申告の窓口が税務署なので、税務署から職場に連絡がいってバレる、みたいなことを想像している人もいるかと思いますが、そんなことはありません。
では、どこからバレてしまうんでしょうか?
所得税ではなく住民税でバレる
仮想通貨やアフィリエイトなどの副業で得た所得に対して支払う税金は、所得税と住民税です。
この所得税と住民税、じつは納付方法が異なります。
所得税:自分で納付のみ
住民税:給料から天引き・自分で納付
そうです、この住民税の給料から天引き(特別徴収)というところでバレちゃう人はバレます。
例えば、仮想通貨で1200万円の所得があった人は、住民税の税率10%なので、120万円を12ヶ月に渡って納付します。1ヶ月あたり10万円です。会社側からすると、1ヶ月あたりの税金が10万円も増えたら、間違いなく何かおかしいと思いますよね。これが、特別徴収にすると職場に副業がバレてしまう理由です。1ヶ月に10万円も増えたという額の大小が問題ではないですよw 給与の額がわかっているので、税額もちゃんとわかってますからね。その額と納付額が合わなければ。。。
住民税は自分で納付(普通徴収)に!
では、住民税を自分で納付(普通徴収)するには、いつどこで手続きすればいいんでしょうか?答えは、とてもカンタンで確定申告のときに特別徴収(給与から天引き)か普通徴収(自分で納付)かを選べます。
確定申告書の第二表(裏面)に要注意!
確定申告書の第二表(裏面)に、住民税を特別徴収にするか、普通徴収にするかチェックするところがあります。
これが確定申告書Aの場合
こっちが確定申告書Bの場合
ここで自分で納付にチェックをすることで、副業(仮想通貨・アフィリエイトなど)の分の住民税は職場にバレることはありません。
ただ、恐ろしいことに、twitterを見ていると、自分で納付にチェックを入れたのに特別徴収になっていた、なんていう事例もあるようです。。。まぁ、ヒューマンエラーはあるんでしょうけれど、これは死活問題ですよね。
なので、心配な方は、確定申告後に役所へ行き確認をしましょう!小学生みたいだな、と思った方もいると思いますが、これ、本当に確認してくれます。
ただし、5月には納付書が発送されますので、確認は4月中に済ませる必要があります。確認したけど、特別徴収の手続き終わってた、みたいなことにならないように。。。
東京都「平成29年度から個人住民税の特別徴収を徹底します!」
まず、こちらをごらんください。
でかでかと「平成29年度から個人住民税の特別徴収を徹底します!」とありますね。
また、これについて、仮想通貨取引のツールを作ってるmoyashiさんもこんなツイートを。
内職で稼いだ分会社にバレるとヤバイから、内職分の住民税を普通徴収に指定するやつ、29年度から東京だとシカトされて特別徴収になっちゃうんだっけ? https://t.co/fZFcb8hQ4G
— moyashi (@hitoriblog) 2018年1月18日
このツイートをみて焦った人も多いんではないでしょうか?
でも、よーくみてください。「平成29年度から個人住民税の特別徴収を徹底します!」の下に「東京都と都内区市町村はオール東京で、平成29年度から原則として全ての事業主の方に、特別徴収義務者の指定を実施しますので、事業主の方は、ご理解・ご協力をお願いいたします。」とあります。
つまり、このチラシの意図するところは、まだ普通徴収でやってる事業主の人は強制的に特別徴収にしますよ!っていうことです。なので、副業の分の住民税に関しては、東京都民の方も普通徴収を選択することができます。
確定申告の書類作成はオンラインで
確定申告の書類って、難しそうですよね。でも、今はとても便利な時代になりました。無料で利用できるソフトがいくつもあります。操作感の好みは人それぞれですので、まずはいろいろ試してみるのをおススメします!
まずは、「やよいの白色申告オンライン」と「freee」の2大有名どころを使ってみるのがいいんでないでしょうか?
個人的には「freee」がおススメです
個人的なおススメは、「freee」です!
というのも、freeeのサイトには、確定申告について1から100まで解説してあるページがあるんです!
みはらが初めて確定申告したときには、このページがまだなく、他のいろいろなページを行ったり来たりしながら確定申告について、必死に調べましたw それが、今となっては、こんなに丁寧にまとめてあるページがあるなんて、すごいの一言です。
freeeは、最初の1ヶ月は無料で使えますので、確定申告が必要なときに登録して無料期間中で書類を完成させてしまうことも可能です!
「freee」は仮想通貨の確定申告にも対応予定!
freeeのさらにおすすめのポイントとしては、仮想通貨の所得への対応も可能になるところです!
会計freeeでは、個人の所得税確定申告機能において、仮想通貨による利益(雑所得)の申告への対応を予定しております。対応予定時期は2月上旬となります。
これはもうfreee一択でいいと思います。もちろん、やよいの白色申告オンラインでも仮想通貨に対応する可能性はありますが、現状ではfreeeがおすすめです。