最近、WordPressの高速化に関する記事がたびたびホッテントリ入りしているようですので、その流行にのって「みはら.com」も高速化してみました。最初に結果から言うと、現状から269%も速くなりました。WordPressを使っているみなさん、高速化するなら今ですよ。
現状の高速化策
では、現状での高速化のためにやっていることをまず紹介します。
- ClaudFlareを使う
- プラグイン「MO Cache」を使う
- プラグイン「W3 Total Cache」を使う
- プラグイン「WP Hyper Response」を使う
- TinyPNGで画像を圧縮
画像の読み込みを後回しにする「jQuery Image Lazy Load WP」は、どれとなのかわかりませんが、干渉しあってしまってうまく動かなかったのではずしています。
ちなみに、サーバーは、最初の1年が100円ポッキリのドメインキングです。みなさんがお使いのエックスサーバー
で、こんなカンジの状態での速度をGTmetrixではかってみたところ、こんな結果でした。
1回目:5.68秒…
2回目:2.39秒
3回目:2.64秒
4回目:2.74秒
5回目:2.39秒
ということで、1回目だけ妙に遅かったですが、5回の平均は3.17秒でした。これに、最近流行の高速化セッティングを施すことでどこまで速くなるのか楽しみです。
流行の高速化セッティング
まずは、こちらの記事を参考にしたセッティングから試してみます。
こちらの記事で高速化のためにやっているのは、
- 高速化プラグインの導入
- W3 Total Cache
- MO Cache
- Lazy Load
- DB Cache Reloaded Fix
- CDNの導入
- 画像容量の圧縮
- HTML/CSS/Javascriptの整理
- 余計なプラグイン/ウィジェットの削除
の5つです。サーバーはシックスコア
プラグインに関しては、使うものによって速度が変わりそうですが、2~5に関してはプラグインに関係なく高速化には大切ですね。ということで、まずは、コードを整理し、余計なプラグインを削除しました。で、紹介されている高速化プラグインを説明どおりの設定にしました。
そして、緊張の速度計測です。と、その前に、どうやらLazy-Loadがうまく動作していないようで、画像がさっぱり表示されませんでした… ですので、まずは、Lazy-Loadを停止した状態での計測です。
1回目:2.53秒
2回目:2.37秒
3回目:2.78秒
4回目:3.05秒
5回目:2.53秒
うーん、思ったほど変化がないですね… 5回の平均は、2.65秒なので、以前の設定の時の1回目がなければこのくらいの数字です。で、そのときよりもコードを整理している分、単純に高速化できているはずなので、このプラグインの組み合わせ(と言っても、「WP Hyper Response」をはずして、「DB Cache Reloaded Fix」を追加しただけ)は、みはら.comの場合、現時点ではあまり効果がないようです。
次にこちらの記事のセッティングを試してみます。
こちらの記事で高速化のためにやっているのは、
- 高速化プラグインの導入
- W3 Total Cache
- 001 Prime Strategy Translate Accelerator
- DB Cache Reloaded Fix
- ClaudFlareの導入
この2つです。先ほどの記事とはプラグインが少し違います。こちらの方もサーバーはシックスコア
1回目:1.25秒
2回目:1.22秒
3回目:1.10秒
4回目:1.31秒
5回目:1.04秒!!
速いです!もうちょっとで1秒きりそうなぐらいまでになりました。5回の平均は1.18秒で、これまでの設定の269%も読み込み速度が速くなりました。シックスコア
ということで、ざっとサイトを確認したカンジでもとくに問題ないようなので、また高速化が流行るまではこのセッティングで行きたいと思います:)