ふるさと納税サイト「さとふる」が確定申告のサポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」の提供をスタートさせました。
>> さとふる
今回は、このさとふるの確定申告ツールの使い方を紹介します。
北海道大学法学部の吉田広志教授の源泉徴収票をお借りします
ちょっと前に話題になったこちらのツイートから源泉徴収票のデータをお借りします。
https://twitter.com/takabee1970/status/953805256747507712
※「手取り」の計算方法がおかしいことは今回はスルーします
源泉徴収票で確認すべきところ
さとふるの確定申告のサポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」を使うには、次の項目を源泉徴収票で確認してください。
- 支払金額
- 給与所得控除後の金額
- 所得控除の額の合計額
- 源泉徴収税額
で、吉田教授の場合は、こちらの額になっています。
支払金額:9,736,254 給与所得控除後の金額:7,562,628 所得控除の額の合計額:2,437,918 源泉徴収税額:609,800
また、寄付金額は、140,000円とします。
このデータでさとふるの確定申告のサポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」を使ってみます。
さとふるの確定申告のサポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」の使い方
まずは、「5分でできる!カンタン確定申告」のページへどうぞ。
利用対象者・準備するもの・利用規約の3つの事前チェック項目がありますが、今回は利用対象者のところだけ紹介します。
次の8つの条件を全て満たす給与所得者の方が対象です。
- 給与支払い元が1カ所で、源泉徴収票が一枚であること
- 給与の年間収入金額が2000万円以下の方で、年末調整済であること
- 給与所得以外の所得がないこと
- 本ツールで申告するのはふるさと納税に関する寄付金控除のみであること
- 住宅ローン控除(2年目以降の、年末調整で計算されている場合を含む)の適用を受けられる予定のないこと
- 2017年1月1日~ 2017年12月31日までの間にふるさと納税を行っていること
- 年末調整で適用を受けた控除の変更や、適用を受けていない控除の追加が必要ではないこと
- ワンストップ特例申請を利用していないこと
特に注意していただきたいのは、ワンストップ特例申請を利用していないことです。確定申告をした場合、ワンストップ特例制度は無効になり、ワンストップ特例申請済の寄付金額も確定申告が必要になります。
この3つに同意できるのであれば、チェックボックスにチェックを入れ確定申告書作成をはじめるをクリックしてください。
では、ここからはひたすら入力します。
とくに迷う部分はなかったんではないでしょうか?
入力内容がOKであれば、入力内容を確定するをクリックします。
これまで入力してきたものがズラズラ―っと出てきますので、間違いがないかしっかりと確認しましょう!
問題なければ、この内容で確定申告書のPDFを作成するをクリックします。
はい、できましたw 本当に5分で確定申告書ができますねwww
医療費控除とかは追加できない
さとふるの提供する確定申告サポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」は、本当に5分で確定申告書が作成できました。本当に5分でできたのでちょっと笑っちゃいました。
ただし、この確定申告サポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」の残念な点がひとつ。それは、医療費控除など、寄付金控除以外の控除の追加が必要な場合は利用できないことです。おそらく、このツールを利用する方は、節税目的もあり、ふるさと納税を利用した方ではないんでしょうか。節税目的であるならば、おそらく医療費控除も追加したいと思うはずなんですが、その辺はやはり無料ツールの限界なんでしょうかね。
医療費控除も追加の場合はfreeeがおすすめです
さとふるの提供する確定申告サポートツール「5分でできる!カンタン確定申告」では、寄付金控除しか追加できませんでしたが、医療費控除も追加したいという場合には、freeeをおススメします。
>> freee
オンラインで確定申告書が作れるツールとしては、やよいの白色申告オンラインとfreeeが有名ですが、みはらはfreee推しです。
というのも、freeeのサイトには、確定申告について1から100まで解説してあるページがあるんです!
みはらが初めて確定申告したときには、たしかこのページがまだなく、他のいろいろなページを行ったり来たりしながら確定申告について、必死に調べましたw それが、今となっては、こんなに丁寧にまとめてあるページがあるなんて、すごいの一言です。
freeeは、最初の1ヶ月は無料で使えますので、確定申告が必要なときに登録して、無料期間中で書類を完成させてしまうことも可能です!