11月にはいったということで、みはらの住んでいる山形県山形市では、まぁあと1ヶ月かからずに雪が降るわけですが、北国の人はそろそろスタッドレスタイヤにタイヤ交換をするころではないでしょうか?
スタッドレスタイヤは、ゴムのやわらかさから、普通タイヤに比べて、寿命が短く、今年は買い替えなきゃなーという方もいらっしゃると思います。そんなスタッドレスタイヤに関するトリビアwwを紹介します。
タイヤの製造年月日(製造年週)はここに書いてあるよ
タイヤを買うときは、どこで買いますか?やっぱり、値段の安い、大型のカー用品店でしょうか?それとも、選ぶのも面倒なので、車を買ったディーラーに丸投げでしょうか?
どちらにしても、安いスタッドレスには安いなりの理由があります。スタッドレスタイヤは、当然ですがゴムでできています。ゴムというのは、何もしなくても時間が経つにつれ、劣化していきます。
つまり、スタッドレスタイヤも時間とともに劣化していきます。ですから、“新品”のスタッドレスタイヤだとしても、既に劣化しているスタッドレスタイヤがあるんです。
では、本当に新しいタイヤかどうかはどこで見分ければいいんでしょうか?
パッと見ただけで実はわかります。下の画像の、赤くなっている部分(タイヤの側面?)に書いてあります。
このタイヤの側面に、製造された年と週が記載されています。
タイヤの製造年週は、2000年以降に製造されたものは、4桁の数字で記載されています。例えば、2011年の第3週目に製造されたタイヤには「0311」と記載されます。前の2桁で製造週を表し、後ろの2桁で製造年を表します。ですから、うしろ2桁が「11」のタイヤは今年製造されたものだということがわかります。
じゃあ、みはらのタイヤを見てみます。みはらの車は、2010年3月に新車で購入したものですが、とくにタイヤを弄るわけでもなく、ディーラーで付けてよこしたタイヤをそのまま使っています。では、こちらがみはらのタイヤの製造年週です。
「0910」ということは、2010年の9週目に製造されたものですね。納車が2010年3月末だったので、できたてほやほやのタイヤをちゃんとつけてくれたんですね。ありがとうNetz。
この製造年週は、店頭でも確認できます。もちろん、お店の人に「いつのタイヤですか?」と質問してもきちんと答えてくれます。とくに、特価品として販売されているスタッドレスタイヤは、製造年週に注意してください。
おススメのスタッドレスタイヤ
みはらのおススメするスタッドレスタイヤは、断然ブリヂストンのスタッドレスタイヤです。CMでもご存知かとは思いますが、北海道・北東北の主要都市での装着率No.1スタッドレスが、このブリザックです。たしかに、ブリザックは止まるし、減りも遅くて長持ちするスタッドレスです。しかし、他のスタッドレスに比べると、金額的にはけっこう高いです。でも、タイヤのもち、タイヤの効き具合を考えれば、決して高くないと思います。その金額で安心を買うわけですからね。
とは、言いつつ、RevoGZまでは必要ないかなとも思っています。凍結した路面で急ブレーキを踏む場面なんてそうそうありません。むしろ、そんなに急ブレーキを踏むことがあるんだったら、スタッドレスタイヤの性能に丸投げではなく、運転を見直す必要があると思います。ということで、みはらのおススメは、Revo2です。
ST30にご注意
一部のブリヂストン取扱店のみで販売されている「ST30」というスタッドレスタイヤがあります。このST30は、Revo1のタイヤパターンを踏襲したスタッドレスタイヤです。では、Revo1と全く同じ品かというと、そうではありません。発泡ゴムは使用していますが、Revoシリーズの特徴である氷を噛むキバ「バイト粒子」はオミット(除く)されたモデルです。
つまり、ST30はRevo1の廉価版ということです。一部の取扱店では、ST30をプレミアムモデルと称して販売しています。たとえば、こちら。
まぁ、たしかに取扱店が少ないので“プレミアム”かもしれませんが・・・。あくまでも、廉価版であることを認識しての購入は問題ないと思いますが、\5,000/本くらいの違いなので、やはりRevo2をおススメします。
個人的には、ST30を買うなら、他メーカーのスタッドレスを毎年買い換えたほうが安心だと思っています。まぁ、この辺の考え方は人それぞれでしょうから。
いずれにしろ、タイヤを購入する際は、製造年週を確認したほうがいいですよっていう話でした。