みはらの職場が創立50周年を迎えるということで、記念植樹なんていう話もでたのでどんな木が記念植樹にぴったりなのか調べてみました。家を建てるとか、そういうことではないですw
記念植樹にぴったりな木
記念植樹に適した木(ふさわしい木)というのは、何を記念して植樹するかによります。花ことばみたいなもんでしょうか?
記念するもの | ぴったりな木 |
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新居・転居祝い | カキ・エンジュ・ヒイラギ・ナンテン・アジサイ |
結婚祝い | ウメ・サルスベリ・ツツジ・ライラック・モモ |
結婚記念日 | キンモクセイ・ネムノキ・ツバキ・サンショウ・ツツジ |
帯祝い | イチョウ・ザクロ・エンジュ・ナンテン・カキ |
誕生日 | ナンテン・マツ・クス・キリ・ムラサキシキブ |
子供の成長を願う | コデマリ・モモ・シンジュ・クヌギ・ナンテン |
父や母への感謝 | サツキ・ユズ・ウメ・ジンチョウゲ・アジサイ |
願を立てたとき | アスナロ・キンカン・バクチノキ・ナンテン・クチナシ |
合格祝い | ヒノキ・コブシ・マツ・ニシキギ・ゲッケイジュ |
巣立ちの記念 | スギ・ハギ・ウメ・ヒメリンゴ・アジサイ |
結婚や友情の記念 | クチナシ・バラ・コデマリ・シラカバ・アカシア |
退院・快気祝い | キンカン・ツバキ・アオキ・エンジュ・モモ |
敬老や長寿祝い | マツ・グミ・サツキ・エンジュ・ナンテン |
故人をしのぶ | カエデ・ハギ・サザンカ・ジンチョウゲ・キンモクセイ |
成人の記念 | ケヤキ・ヒノキ・マツ・モモ・ヒメリンゴ |
卒業記念 | ポプラ・サクラ・ハナミズキ・シンジュ・ニシキギ |
入学や入社の記念 | サクラ・マンサク・アベリア・イチョウ・アスナロ |
開業・開所祝い | イチイ・センリョウ・マツ・ケヤキ・ヒノキ |
開店祝い | マンリョウ・カラタチバナ・アオキ・ツツジ・アセビ |
創立記念日 | ユズリハ・スギ・イチョウ・サクラ・ヒノキ |
安全祈願 | ナナカマド・サンゴジュ・ヒイラギ・モモ・ナンテン |
豊作・大漁祈願 | マンサク・ザクロ・マンリョウ・クス・コブシ |
昇進・栄転祝い | ニシキギ・エンジュ・キンカン・ツバキ・ネムノキ |
退職記念 | ハナミズキ・サザンカ・サツキ・ライラック・ユズリハ |
栄誉をたたえる | ボタン・キンモクセイ・カイドウ・サクラ・キンカン |
出版記念 | コブシ・ムラサキシキブ・マンサク・ヒメリンゴ・イチョウ |
ホールインワン | モクレン・カルミア・バクチノキ・ボタン・バラ |
優勝・勝利の記念 | ゲッケイジュ・イチイ・キンモクセイ・ヒノキ・サルスベリ |
※太字になっている木は、特にぴったりな木です。
どんな木なの?
カキ・ウメ・キンモクセイなんかは聞いたことも見たこともありますが、聞いたこともないような木も記念植樹にぴったりな木として出てきています。それぞれ、どんな木なのか調べました(Wikipediaでw)。
ナンテン
高さは2m位、高いもので4~5mほど。幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。葉は互生し、三回羽状複葉で、小葉は広披針形で先端が少し突きだし、革質で深い緑色、ややつやがある。
先端の葉の間から、花序を上に伸ばし、初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3
南天のど飴のナンテンですね!
コデマリ
落葉低木で、高さは1.5mになる。枝は細く、先は枝垂れる。葉は互生し、葉先は鋭頭で、形はひし状狭卵形になる。春に白の小花を集団で咲かせる。この集団は小さな手毬のように見え、これが名前の由来となっている。日本では、よく庭木として植えられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%AA
アスナロ
北海道南部から・本州・九州の山地に分布する。常緑の高木で幹は直立して分岐し、高さ10-30m、直径90cmにもなる。樹形は錐形で、樹皮は灰褐色で薄く縦に剥がれる。枝は小枝を互生的羽状に出し平らである。葉は対生で、1つ1つの形は鱗片状で長くても20mm以下、幅も2 – 10mmである。厚質で大きな鱗状を小枝や細枝に交互に対生し、上下両面にある物は舌形・またはひし形の舌形をしていて、先端は円形または鈍形をなす。枝に密着し上面のものは緑色であるが、下面のものは雪のように白いろう粉がついている。左右両縁にあるものは舟形、あるいは卵状皮針形で鈍くとがる。上部は茎からはなれて斜めに傾き、下面の中央は白色である。
雌雄同株で、花は小さく葉先に1つ付け、暗茶色ないし褐色である。5月ごろに開花し,細枝の端に単生する。雄花は畏楕円形・青色を帯びる。鱗片内に3~5やくがあり、黄色花粉を出す。雌花は8~10個の厚質の鱗片があり、その内面に各々5個の胚株がある。果実は球形の乾果で、色は淡褐色である。長さ幅ともに12~16mm位で、種鱗は4~5対あり、先端が三角形針の鉤状(かぎじょう)をしていて、10月頃開いて種子を出す。種子は各種鱗内に3~5個あり、基部に直立している。紡錘形または卵状長楕円体で、両側に広い翼がある。
ヒノキに似ているが、枝や葉がより幅広く、また、ヒノキと異なり数年間枝についている間に幅がより広くなる。また、別属であり、鞠果の構造がやや異なる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%AD
イチイ
雌雄異株で、高さ20mほどの高木になるが成長は遅い。樹型は円錐形になる。幹の直径は50 – 100cmほどになり、樹皮には縦に割れ目が走る。
葉は濃緑色で、線形をし、先端は尖っているが柔らかく触ってもそれほど痛くない。枝に2列に並び、先端では螺旋状につく。
4月ごろ小形の花をつけ、初秋に赤い実をつける。種子は球形で、杯状で赤い多汁質の仮種皮の内側におさまっている。外から見れば、赤い湯飲みの中に丸い種が入っているような感じである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A4
マンリョウ
高さは1mほど。同属のヤブコウジと似ているが、ヤブコウジは高さ10cmほどなので区別ができる。根元から新しい幹を出して株立ちとなる。
葉は縁が波打ち、互生する。葉の波状に膨れた部分には、共生細菌が詰まった部屋が内部に形成されている。また、葉は光に透かすと黒点が見える。
花は白色で、7月頃に咲き、小枝の先に散形花序をなす。
果実は液果で、10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られる。栽培品種には白や黄色の果実もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%A6
ユズリハ
高さは10mほど、雌雄異株。
葉は長さ20cmほどで、枝先にらせん状につく。
花は5月から6月に咲き花被がなく、葉腋から総状花序を出す。
果実は10月から11月に熟し、黒褐色になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%8F
マンサク
葉は互生し、楕円形で波状の鋸歯がある。
2-3月に葉に先駆けて花が咲く。花にはがく、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。がくは赤褐色または緑色で円い。花弁は黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状になる。
果実はさく果で、2個の大きい種子を含む。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%AF
ニシキギ
日本、中国に自生する。紅葉が見事で、モミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられる。
若い枝では表皮を突き破ってコルク質の2~4枚の翼(ヨク)が伸長するので識別しやすい。なお、翼が出ないもの品種もあり、コマユミ(E. alatus f. ciliatodentatus、シノニムE. alatus f. striatus他)と呼ばれる。
葉は対生で細かい鋸歯があり、マユミやツリバナよりも小さい。枝葉は密に茂る。 初夏に、緑色で小さな四弁の花が多数つく。あまり目立たない。 果実は楕円形で、熟すと果皮が割れて、中から赤い仮種皮に覆われた小さい種子が露出する。これを果実食の鳥が摂食し、仮種皮を消化吸収したあと、種子を糞として排泄し、種子散布が行われる。
紅葉を美しくするために西日を避けた日当たりの良い場所に植える。 剪定は落葉中に行う。よく芽をつける性質なので、生垣の場合は強く剪定してもよい。 栽培は容易。
ハナミズキ
樹皮は灰黒色。
葉は楕円形となっている。秋には紅葉する。
花期は4月下旬から5月上旬で、白色や薄いピンク色の花をつける。但し、花弁のように見えるのは総苞で、中心の塊が花序である。実際の花は、4弁の直径5mm程度の目立たない花が集合して、順次開花する。
秋につける果実は複合果で、赤い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%AD
一青窈さんの「ハナミズキ」にもあるように、薄紅色の花ですね。
ゲッケイジュ
ゲッケイジュ(月桂樹、学名:Laurus nobilis)は、クスノキ科の常緑高木。地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に芳香があり古代から用いられた。
ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木。古代ギリシアでは葉のついた若枝を編んで「月桂冠」とし、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達、そして大詩人の頭に被せた。特に月桂冠を得た詩人は桂冠詩人と呼ばれる。
この木なんの木
記念樹とはちょっと違いますが、おそらく有名な木ということでは、この「この木なんの木」が日本では一番有名な木ではないでしょうか?もちろん、実物を見たことがある人はあまりいないと思いますが…
この、「この木なんの木」ですが、「日立の樹」という名称が正しいようです。そして、品種は「モンキーポッド」だそうです。