久しぶりの自分用メモです。
今回のメモは、Webサイトにアクセスしてきたのは誰なのか、IPアドレスやホスト名からユーザー情報を調べる方法です。と言っても、ドラマで描かれているような、いわゆるハッカーのような難しいことをするわけではなく、現存するWebサービスを利用します。
逆に言えば、Webサイトを閲覧するという行動だけで、このくらいの情報が相手に自動的に渡っているということです。まぁ、この情報が渡ったからといって、すぐにどうのこうのということはありませんので、ご安心ください。といっても、このすぐに渡される情報を元に、ワンクリック詐欺なんかは、あなたの身元はこんなですね!っていう風にサイトに表示することもあります。別に気にする必要はありませんが。
試しに、みはら.comへの不正ログインを試みている221.26.193.199を調べてみる
以前に記事にもしましたが、WordPressのブログを狙った不正アクセスが話題になりましたが、その中から、ユーザー名がadminではなくアタックしてきた方の情報を見てみようと思います。
その方のIPアドレスが「221.26.193.199」です。
今回、IPアドレスからユーザー情報を調べるのに使うWebサービスは、次の2つです。
それぞれ使ってみました。
IP Location Finderの場合
使い方はカンタンです。IPアドレスを入力し、【Locate IP, host or website】をクリックするだけです。
すると、IPアドレス、ホスト名、プロバイダー名、組織名、国名、緯度および経度、タイムゾーンなどを見ることができます。
まぁ、これだけ見たとしても、どこの誰のなのかはまったくわかりませんね。ただし、プロバイダがSoftbank BB Corpとあることから、Yahoo!BBの利用者であろうということはわかりました。
IP UTILITIES.NET
こちらも、IP Location Finderと同様にIPアドレスを入力して【検索】をクリックするだけです。
同様に、IPアドレス、ホスト名、プロバイダー名、組織名、国名、緯度および経度などを見ることができます。
で、ここまでなら、IP Location Finderといっしょなんですが、このIP UTILITIES.NETの特徴はここからです。
なんと、そのIPアドレスがブラックリストにあるかどうか、検索することができます。
上にある【IPブラックリスト検索】タブをクリックし、同様にIPアドレスを入力して【検索】をクリックします。
と、やはりブラックリストにのっているIPアドレスでした。おそらくは、みはら.comと同じように不正アクセスの痕跡が残っていたものと考えられます。
他のWebサービス
今回紹介した2つのWebサービス以外にも、こんなIPアドレスからユーザー情報を抜いちゃうサービスがあります。
どのWebサービスも同じような情報が出てきますので、自分の好みに合わせて使ってください。